夜になっても読み続けよう。

地位も名誉やお金より、自分の純度を上げたい。

貧困妄想、という病気。

皆様
お久しぶりです。


ダブルワークやってる水です。

ネットの仕事(微々たる稼ぎですが)入れたら、
トリプルワークか。


ぶっちやけ
死にそうです。


ただ、
働いてる間は
しょーもない不安を追い払えるんですよね。


職場の1つは若いスタッフが多いんですが、
みんなバテバテ。

で、
近くのサーティワンに行きました。

奢ると言うと
何かキャンペーンやってまして
4つ頼めるメニューがあったんで
それぞれ頼んでました。

f:id:slowstudy:20140706113642j:plain


キッズサイズより少し大きく
レギュラーサイズより少し小さいアイス4つ。


よくもまあ、
そんなに食べられるなぁ
と若い食欲に安心します。

しかも、
何か食べたら舌が真っ青になりそうなやつとか。

f:id:slowstudy:20140706113632j:plain



最近は

闇金ウシジマくん

を読んでました。


借金がある訳でもないのに
ダブルワークトリプルワークしてるキャラが
脇脇役(脇役より出番の少ない役)で
よく出て来ます。


「貯金とかしてないと不安じゃない?」


安い飲み屋のホステスが
あっさり言うシーンに
世の中への不安が要約されてます。

いままで
借金やお金をテーマにした漫画は多いですが

ウシジマくんの恐い所は

「自分の人生が
既に終わってるか終わる寸前なのに
気付いてない人」

が多いのと

「分相応に暮らしていれば何事もなかったのに、
ワザワザ、
ヤバいモノへ寄って行くに人間の愚かさ」


ひじょうなリアリティで描かれています。


ナニワ金融道

の頃から
バブルであっても
実は格差は存在しましたが、
それでも高時給バイトは降るほどあったので、
少々の借金なら何とかなったのです。

ましてや
カイジみたいに

「訳の分かんないギャンブルで一発逆転」

って、
それ
どこに行けばできるの?


以前、
通勤の電車内で
周りの人達が同じ本を広げてて
何だこれは!?
と思ったら

みなさん

「ザ・シークレット~引き寄せの法則~」

を読んでました。

ちょっと恐い風景でした。


「何にでも感謝して
それを口にしていれば
お金も玉の輿も向こうからやって来る」

ってゆー、
ニューソート思想」
と呼ぶ思考法です。


ホノアポノとかもそうです。


これがイケナイ訳ではないんですが、














物理的に何の解決にもなってない











って部分が問題なんです。


例えば、
月収10万円で
支出が10万円

てなると
ウルトラスーパー節約生活するか
余計に働いて
収入を増やすしかないんですが、
その思考が停止してしまう、
そこが問題なんです。


リーマン・ショック以降、
正規雇用は激減、
時給は下がるし仕事量は増える、
結果、
こうした
「ポジティブシンキング本」
を読んでる人が最近は減りましたね。


闇金ウシジマくん


「とっくに
踏み外してるのに気付いてないだけでなく、
更なる闇に堕ちて行く人」
のキーワードに

「孤独」

があります。


淋しさを
パチンコやキャバクラ、ホストクラブで紛らわし、
真の意味で大切な
「家族・友人」
をぞんざいに扱う人々。


家族や友人は
こちらがある程度、
「自立」
してないと
関係を保つのが難しい存在です。


「孤独」


「人間関係」

でさえも
移り行く物です。

それと、
人との付き合いには多少のコストがかかります。


パチンコ・スロットやキャバクラ行くより、
家族や友達の誕生日プレゼントを買って贈った方が良いのは
当たり前の事です。

が、
不思議な事に
逼迫してる人ほど
ギャンブルや飲み屋につぎ込んで
家族や友達付き合いには一銭も出さなくなります。


それでいて
読んでるのが
「感謝して幸運を呼び寄せよう」
って本な訳です。


もしかしたら、


「自分で考える。
そして
自分で決める。
そして
それを最後まで続ける」

って事に
全く耐えられない人が増えてるのでしょうか。


だから、
相変わらず
宝くじが売れるんかなぁ。



闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)

闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)

ザ・シークレット

ザ・シークレット



読んで下さって
ありがとうございます。



せめて
自分一人は
何とか養いたいと思っています。