夜になっても読み続けよう。

地位も名誉やお金より、自分の純度を上げたい。

SM喫茶に行ってみた。

皆様、夜更けに
千葉県某所からこんばんは。


スター下さった方、
ありがとうございます。


前回はヒジョーに重いテーマでしたが、
今回も
ある意味重いかもしれません。



行くと面白い場所がある、

と言われて
ムクムク好奇心が燃え上がる私。


「そこは?」


と聞くと












「SM喫茶」













は?((((;゜Д゜)))






「SM」とゆー隠微な響きと

「喫茶」とゆー、まったりな響きが合わさると


訳が分かんない混乱を、
脳内に起こします。



そのカオスを実際に見てみるべく、
都内某所に突入。


山手線の某駅から近い繁華街。

とは言っても割合、静かな所です。


意を決して
比較的綺麗なビルの中に入ります。



結論から言うと










フツーの喫茶店でした。





昼間の明るいフロアーは
北欧風のインテリアで統一されてまして

「喫茶店」

でなくて

「カフェ」

でも通りそうです。



広さはあまりありませんが
狭い、って言う訳でもありませんでした。





そのオサレな明るいフロアーに







女王様がっ‼


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と、上記のようなボンデージスタイルではなくて












普段着。









シマムラやユニクロで買ったようなカジュアルなファッションでした。




女王様は二人いらっしゃいました。


一人は20代前半とおぼしき可愛い系な女性。

もう一人は20代後半とおぼしき、
ちょいぽちゃの女性。


二人とも
ハキハキ話すし元気。


それと
お肌がツルピカ。



一応、システムがあります。


まず、来店前に電話をする事。


女性は無料。


男性は有料。


実際のプレイはNG。







つまり、
パートナーを探したい人の
出会いの場だったり、
単純に会話を楽しむためのスペースです。



夜はパブになって
アルコールや本格的な料理も出るし
ショーもやるそうです。


んで、
うやうやしく
きちんと飲み物が出てきました(無料)。


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SMでお茶。







ボンデージで『お紅茶』。




革の拘束具でコーヒー。


縛りと鞭でケーキ。






そんなカオスを想像していた私は
自分の狭い価値観を殴られたような気になりました。


で、
女王様の一人に
「今日、ここへ来たのはどうして?」
と聞かれて
激しく焦ります。


SMに全く興味がない人はダメそうな雰囲気(多分、つーか当たり前なのか)。




あらかじめ考えていた
「来店の理由」
が以下です。







「携帯電話で
いわゆる携帯小説を書いているのだけど、
SMをモチーフにした物を書いてみたい。

それで、初心者へのハウツーみたいな物があれば知りたい」


と答えました。


書いた小説を見せてと言われて
見てもら…………見て頂きました。



「文章はまあまあ上手いし、
タイトルの付け方も良い。
今までノーマルだったけど
お姉さん(私のコト)は


















もともと
SMの世界の人なんじゃない?」













この瞬間、
紅茶を4メートルぐらい吹き飛ばせるんじゃないかと思いました。


それをこらえて
ゲホゴホと、むせる私。



鼻から出てきた紅茶をハンカチで拭いてると男性がご来店。


テーブルを囲んで
和やかにティータイム。















会話がエスエムなのにっっ‼








そんで、
なんつーか、
アッケラカンとしていると言うか
明るいんですよね。


「女王様」も「奴隷」も。


興味深かったのは
若い人が減ってきてるという話でした。



男も女も
性的なエネルギーが弱くなってて
「多様」な「未知な体験」を必要としなくなっている、
結果、














「女王様と奴隷の高齢化が進んでいる」














との事でした。


パートナーは
ネットのおかげで昔より見つけやすくなってるってのに、
ゆゆしき事態です。


まあ、セックス産業は
ラブホテルも含めて
若い人が利用しなくなってるのは知ってます。



店内にあったSM専門雑誌などを
小説の参考に進められて
ってゆーか、
すごく高い値段の雑誌で
学術的な専門雑誌並みの値段で驚きました。


楽しい一時に暇を告げて
帰ろうとすると
女王様の一人が




「小説のネタ探しなら、
他にも面白い所があるよ」




いろいろ教えて頂きました。


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その「いろいろ」については、次回。




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いつも読んで頂き、
ありがたき幸せ。


次回、乞うご期待!