夜になっても読み続けよう。

地位も名誉やお金より、自分の純度を上げたい。

集団ストーカー~4.うたかたの日々~

眠い日曜日の
千葉県某所から
おこんにちは。


鬼灯の冷徹

て漫画が面白くて(笑)。

妖怪・幽霊の類いも
日本性が出ている
ヨーロッパの妖精やキリスト教圏下の悪魔は
ちょっと違う、
てのが度々、この漫画に出てきます。

それと
閻魔さんのいる閻魔庁の中庭の
植動物・金魚草ですが

もう

地獄絵図そのもの。


座敷童子(わらし)が
会話(してるらしい)んですが、
こんなんいたら
育ててみたいです。

やかましくて
近所から苦情殺到するでしょうけれど。


テーマに行きますが


「集団ストーカー」

という発想は
そもそもアメリカから来ています。


はっきり、いつから誰が
と言えない所が書いてて情けないんですが、
「ユダヤ・フリーメーソンの陰謀」

マジェスティックトゥエルブ」
が混ざって







「アポロは月に行ってない!」




なる国なんで、
まあ仕方ないです。


他にも
地球人に擬態したトカゲ人間で一杯とか、
面白い物がたくさんあるんですが、
国土も人口も日本とは比べ物にならない国、
それがヨタ話でも

(アメリカ人の宇宙人体験談読むと

「コーラ買ってこい」

だの

「トウモロコシ2本パクられた」

だの、
地球人がパシリにされてます)


本が売れてまあまあ稼げるから、
こうした「トンデモさん」も
浮く事なく生きている懐の広さがあります。


中国の場合やロシアの場合は
UMA方面や奇病などに興味が向いてるのでしょう。


前回、書きましたが
この「集団ストーカーの被害者」の中には
普通に仕事や家庭を持ってる人が少なくありません。


本人が病気ではないという意識が強いからです。


それで、
適切な治療を受けてないまま、20年以上、
って人の場合、
何か、特有の雰囲気を醸し出します。


「共感してくれる人・理解をしてくれる人」

をネットで探しつつも
現実世界では
周囲の人間が皆敵、
な訳ですから
表情に乏しい
もっと進むと
表情筋を使ってない
平坦な顔付きになっています。


そして、
全てを拒否している空気を出すのですが、
この



「パッと見た第一印象」


って、
精神医学的には割りと大切です。


で、
ネットで相談をして来るようなった人がいまして
もう、24時間監視盗聴思考盗聴されてる
と言うので
私は
ある日、




ポロッ


と言いました。







「会いに行きましょうか?」




と。





その瞬間、
相手はひじょうに困って
交通費が
宿が
といろいろ言います。



「今ちょっとお金あるし。
会えば安心するんなら
会いに行きますよ。
おうちに泊めて頂けると大変助かるが
それは怖いってんなら、
どっかで宿取るし」





それからしばらく、
親御さんが言うには


「水さん来たなら、
どこへ案内しようかなぁ。
あ、神社とか好きな人だから
有名な所へ行こうかな。
ゲームも好きだから
自分も久しぶりに
ゲーセンに行こうかな」





と大変、
楽しそうにプランを練っていて
親御さんも
未来に向けた話題をしてるのを
何年かぶりに聞いたので
本当に喜んでおられました。







ところが
ある日突然、



工作員認定。

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この人が所属していた
ネットのコミュニティーの人達から

「来るのを阻止しろ!
わざわざ遠い所から自腹切って来るのは怪しい!
実家の内偵に来るに違いない‼」







と寄ってたかって説得されたようです。






親御さんは
ようやく知り合えた「まともな人」なのに
と泣くし、
こんな風に孤立させるやり方をするコミュの人達に
怒り心頭。


頼むから来て下さい

と親御さんからは頼まれましたが
本人を刺激してもいけないので
結局、
なし崩しに立ち消えしました。


何とか、
メールや電話でのやり取りは続けていましたが、
この後、
本格的にストーカーへの妄想が進み、


アルミホイルで全身覆わないと眠れない状況になり、
やがて
親御さんの急な病気で
連絡も途絶えてしまいました。






「集団ストーカーの被害者」

の見える世界は
健常者の見える世界とは違います。


古牧和郎さんの本にあった

「マジックドラゴン」

がそうです。


これをある簡単な加工を加えると
ドラゴンの目が自分を追っているいるように見えます。


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それだけではなく、
ダウロードして工作すると
その「自分をじっと見ている」という現象は起こらないのです。


更にカメラを通して見ると
どうなるかが分かります。

集団ストーカーと言う被害妄想ガスライティングと言うマインドコントロール: 被害妄想とは何か、その原因と対策


この本は
ネットの特性を生かした内容なので
興味のある方は是非ともお読み下さい。


私が感心したのは
視覚にしろ聴覚にしろ

人間の持ってる補完機能が
すごい、
けれど
厄介


てのが
よく分かりました。


この本の中には
幻聴が出ているかどうかのテストもあります(ただし、最初の一回でしか判定出来ません)。


女性が

「ダダダーダ」

と言ってるんですが
幻聴のある人は

どうやったら
そうなるのか


「バーカバーカ」


と聞こえると言います。


少なくとも、
そうしたリズムやイントネーションではないのに。


この「世界への認知への歪み」を自覚した時、
パニックになったり
攻撃的になったりしますが、
そのために
家族や医療機関の支えが必要な訳です。


満州国の溥儀皇帝も
関東軍の監視が厳しくなるにつれて
朝から晩まで読経や座禅や
占いとおまじないにくれていた
っての読んで、
(この人の場合、
実際
周りが敵ばっかりだったのだから仕方ない部分もありますが)、



自分は街のよくある風景の一部でしかない



と分かってしまった時、
果たしてどうなるのか。


ヒトというものが持つ魂の
柔軟さと頑迷さ


これは
私の一生の課題です。






鬼灯の冷徹(19) (モーニング KC)

いつも読んで下さって
ありがとうございます。



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