「多動力」の感想とツッコミ所とツッコマレ所。
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: Kindle版
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- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/05/27
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皆様、おこんばんは。
胃痛で蕎麦しか食べられません。
「多動力」が何となく面白そうだったので読んでみました。
注※要約（ネタバレしない程度）と、ついつい思った事。
1.寿司屋で何年も修業するのはムダ。
あー。これは言いたい事が分かります。
「京味」で有名な西さんですが、お父さんの下で修業を始めた時に
全く仕事を教えてもらえなかった
そうです。
そらそうです。
学校みたいに「このダシの取り方は」なんてやってたら、目の前のお客さんを待たせてしまいます。
そこで西さんが編み出したのは
「あらゆる雑用を先にやっておく事」。
「煙草買ってきて～」
と言われて買いに行かなくても済むように、父君の愛煙銘柄をビシッ！と揃えておいて
細かいお使いに行く時間をなくしたと聞きました。
2.興味のあることに手を出しまくれ。
3.飽きたら止めろ。
4.次の興味のあることを探せ。
うーん。フツー。
ところがです。
この辺りから、グッ！と面白くなってきます。
5.オレに電話をかけるな。君も電話をかけるな、かけさせるな。
これの理由がめっちゃ面白かったです。
6.仕事は全て、スマホでしろ。
無理（私には）。
7.家事は代行業にでも任せろ。
これは実際、調べてみました。
地域性の高いフリマアプリ（「ジモティー」とか）で
「家事代行」で検索すると
「一時間1,500～2,500円くらいでやります」という人が出てきます。
介護ヘルパーさんより時給が良かったりします。
逆に、お金持ちのお家へ手伝いに行くと稼げるのではないかと思います。
実際に、私んちの家電は、お金持ちの家の引っ越しの手伝いや、ペットシッターで頂いた物がほとんどです。
8.下らない質問を（オレに）するな。
このケーススタディーに「猫」が取り上げられていますが
すんごく面白かったです。
やっぱり、この人は賢いしアイデアマンです。
9.資産とかそんなん、捨ててしまえ。
土地や不動産ですね。
確かに金食い虫になりつつあります。
10.好きに生きろ。
もう、お顔を見ただけで、堀江貴文という人物が
「永遠のヤンチャ坊主」
なのは分かるかと思います。
それでそのまま
「月や火星に移住できないか」
と考えたり
「『意識高い系』のヤツって、結局『指示待ち人間』ばっかり！」
と怒ったり
読んでいて親しみがわいて来ます。
機械の事は分からんけど、なんちゅーか、もう、今までヒトがやっていた仕事を
ドンドン、機械にやらせる方向に向かってる昨今です。
いくら働かせても
「時給を上げろ」
などと言わないし、24時間365日働ける訳だし。
スーパーやコンビニのレジ打ち、場合によっては飲食店もロボット化しつつあって、回転寿司なんか寿司ロボットが握ってたりします。
「どうしてもヒトがやらなくてはならない分野」
は
「対人援助」の仕事です。
そして、対人援助の仕事の究極の目標は
今、目の前の相手を幸せにする事
なんですが、私は幸せに出来た事がありません。
( ；∀；)
それと
「系統的な教養」
が今の世の中では
すんごい必要だと思います。
この本そのものが
堀江貴文さんのサロンやキュレーション・メディアの宣伝なんだと私は思うのであります。
こういうの。
いつも読んで下さって
ありがとうございます。
電子書籍で買いました。
紙の本より、少しだけ安いのです。
私は主婦。
水
