夜になっても読み続けよう。

地位も名誉やお金より、自分の純度を上げたい。

愛の工作。

今週のお題「読書の秋」

皆さま、おこんばん。

活字中毒者の私ですが
友人宅にて、何にも読む物がなくて、インスタント・ラーメンの袋の裏の説明書きを読んでいたら

友人「面白い?」

水「うん」

友人「…………アンタはアホかぁああああっ‼」

と叱られました(。´Д⊂)


ちょっと高級なお菓子の箱に入ってる
「名菓・なんたらかんたら」
とかも面白いです。

夏は正統派ホラーが良いのですが
秋はコズミック・ホラー。
あるいは、時事問題を折り込んだ社会派ホラー(勝手に命名)が
しみじみとヒタヒタと面白いです。

クトゥルフ神話ですが
派生作品も含めると、読んでも読んでも終わらないです。
しかも、次から次へと新しい話が出て来るし。

テンプレですが、ある日、あなたは
誰が書いたのか分からない日記や手紙を拾います。
そこには恐ろしい場所での恐ろしい記録がっ!

あるいは寂れた骨董市場で、変わったオブジェを見つけます。

そして、地上にはない世界や生き物を見たり、一般的な有名宗教とは違う独特な呪術を知ります。

それらのおかげで、多少は暮らしやすくなります。
嫌な上司が急病になったり、うるさい知人が連絡して来なくなったりします。

けれど、幸福にはちと遠いです。
そして、先の見えない、この世界にどこかでうんざりしていたのもあって、ソッチに行こうとします。

そんなような感じで(何だ、この投げやりな解説は)、この世界を捨てて
新地でワンチャン!


ところが、上手く行かなくて
結局、この世界での生活やら人生やらを受け入れるしかなくなります。

上手くアッチの世界に行っても幸せになれる保証はありません。


私は本当は
「妖怪でご飯を食べていける職業はないか」
と思っていた時期がありました。

イタコとか、そんなんではなく「妖怪ハンター」的な職業。

けど、現代日本において「妖怪で困ってる人」がいないので
職業として募集していません。

ちなみに私は

イタコにスカウトされた事があります。

多分、イケメンに違いない「邪眼のバラー」が「ティンダロスの犬」を率いて私をスカウトに来てくれないだろうか…………。

「邪眼」って、中二病か。

転生したらスライムだったのはマシな方で
クトゥルフ神話では、魚人間や邪神のしもべの虫みたいなんにされます。

神や悪魔と違う、「絶妙な曖昧さ」がクトゥルフ神話を拡散させて行きます。

神は「善」、悪魔は「悪」ですが、クトゥルフにあるのは「怠惰や堕落」。
だからクトゥルフの世界では、ヤリマ・ヤリチン、サイコパスだらけです。

伝説の魔導書「ネクロノミコン」は人の肌で装幀されてるとか。
エイボンの書」は実用的。

猫も使い魔みたいに、よく出て来るし
それが高じて猫だけの街まであります。

魔女やイタコも良いけれど(良くない)、「狂気山脈」や海底の神殿を見てみたいのです。
邪神とその下僕に会いたいのです。

たくさんラブクラフト氏の本も買ったし
所詮は、浮き世のよしなし事から逃れられない私は
本を読んで夢想するしかありません。

せめて呪文を唱えよう。

テケ・リ・リ!


さあ、読もう…………ん?


あ、あ、あれは何だっ⁉

大きな手が‼

窓に‼窓にっ‼


ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))

恐怖と狂気のクトゥルフ神話

恐怖と狂気のクトゥルフ神話

魔道書ネクロノミコン完全版

魔道書ネクロノミコン完全版


いつも読んで下さって
ありがとうございます。

ラブクラフト氏が
這いよれ!ニャル子さん!」
を見たら
「『萌え』とコズミック・ホラーの融合」にどんな顔をされるのか知りたい所です。


クトゥルフ神話ではありませんが
「ヴォイニッチ写本」
も、そそられます。