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地位も名誉やお金より、自分の純度を上げたい。

反社会性人格障害な人~その1.何がヤバいか分からないのがヤバい~

皆様、おこんばんは。

年末年始になると犯罪が増えます。

その中に
「年末年始の金目当てに見せかけた凶悪事件」
が計画的に混じってる事があります。

人と接する仕事をしてると

「この人は何かフツーでなく、ヤバいのでは」

と思う人と出くわす事があります。

深く関わると人生狂わせられるので
深追いしたりはしません。

こうした人達は何故か
「相談があるんですけど……」
とマンツーで会いたがるので
「あ、ヤバい人だ」
と分かります。

もちろん、マンツーでは会いません。

そのせいで仕事を切られたりしても
知りません。
人生狂わせられるよりは、はるかにマシです。

んで、だいぶ前にですが

ヒミズ

を読んで、その辺に置いていたら
相方がうっかり読んでました。
ご存じの方も多いと思いますが
園監督で映画化されてます。

ぶっちゃけ、犯罪を犯してしまった少年の地獄巡りです。

相方「…………こんなに悩まなくても、クズな父親、殺しただけで良しとすればいいのに」




へ(゜∀゜へ)←水


水「…………あなたのように健全な家庭で育った人から、そういう感想が出るとわ」

相方「んー?妻子もロクに養えない上に、借金を子供に押し付けてって
『普通にクズ』
でしょ」

水「大坂姉妹強姦殺人事件の何とかも?」

相方「彼の場合は、未成年の時に
オカンを殺した時点で終わってると言うか。
ギャンブルや男に貢ぐために、中学生の息子を新聞配達させて、そのバイト代を持ってってしまうて、クズだと思う」

水「『死刑になりたくて事件を起こした』
と言ってたけど、死刑が犯罪の抑止力にならなくなってきてると言うか」

相方「可哀想でもある。オカンに人生、ズタボロにされて。
だから、更なる犯罪を犯してもいい、という訳ではないけど」

言える事は
大坂姉妹殺人事件の犯人は
本人がでなく、オカンが
反社会性人格障害な可能性が高い所です。


ヒミズ(4) (ヤングマガジンコミックス)
ヒミズ コミック 全4巻 完結セット (ヤンマガKC )
小説ヒミズ 茶沢景子の悠想
小説版は、漫画の「その後」が書かれています。

この「反社会性人格障害」は
サイコパス」より難しく
サイコパスより犯罪を起こす事が多く
サイコパスより目立たないのです。

データで言うと25人に1一人。

統合失調症罹患率
100人に1人と言われますから
相当に高い確率です。
これに自己愛性や演技性は含まれてません。
それでも25人に1人は高いです。

昔からそうだったのか
戦争や高度経済成長で看過されてたのか
最近になって増えたのかは分かりません。
こうした人達が凶悪犯罪を起こす事が増えたのか
捜査の精度の変化や犯罪の内容(パソコンを駆使した物や、オレオレ詐欺のような携帯電話ならではの物)が変質したのか。

見分け方は難しいのですが
心理学者のガイドラインとは違った側面からの見分け方があります。

DVはもちろん、戦争挑発な発言ばっかりしてる人は
とりあえずヤバい可能性があります。

殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く―(新潮文庫)

いつも読んで下さって
ありがとうございます。

続く