夜になっても読み続けよう。

地位も名誉やお金より、自分の純度を上げたい。

「絶対に買ってはいけない本」を読んでみた。

ホラー注意。


更なる注意※

1.お祓いをしていないそうです。
何かあっても自己責任。

2.精神的にブルーもしくは落ち込んでる、ぶっちゃけ変調をきたしている方は避けた方が無難です。

3.Kindleです。利用環境に注意してください。

4.アングラな物にどうして惹かれてしまう、あなた(と私)。
引き返すなら今です。

5.画像がなんと言うかヤバいと言うか。

6.面白半分なら止めて下さい。

7.だから、引き返すなら今ですってば。

問題の電子書籍

「絶対に買ってはいけない本。」の真実

「絶対に買ってはいけない本。」の真実

99円。

この時点で何だか肩透かしを食らった気になります。
もちろんプライスにです。
「このテ」のメディアは、「高くもなく、さりとて安くもなく」が定番です。

二千円とかしたら「読まなきゃ損!」とゆー気にさせます。
逆に呪いのビデオみたいに「無料」とか「そのへんに転がってた」のも、うっかり見たり読んだりしてデンジャラスです。


元々のタイトルは

「あくまがわたしのからだにのりうったおかあさんごめんなさいおかあさんおかあさんおかあさん(×数十回)」


まず、「Amazonのレビュー」が怖いです。
ブラウザがフッ飛んだりするらしいです。
体調が悪くなったと言う人もいます。


「前書き」がすでに怖いです。

筆者の友人がmixiで書いていた日記の転載。
意味不明になっていく文章。
おかしくなっていく内容。

そして本人はこの世にいない……「霊感のある人、教えて下さい」とあります。


「本文」

ほとんど、ひらがなで余白の多い文章です。

「手首がない」とか「めんたまが見つからない」とか「ああああああああああああ(連打で埋め尽くされている)」のページ。

最初の方は、それでも何とか外出していたりします。
どういう生活環境にいるのか、全く不明です。

途中で、恋人にフラれたのではないかと思わせる内容もあります。
が、本人はそれを裏切りだと思っています。
そして呪います。

途中に画像がありますが
紫のフィルターやモザイクで、よく分からない物が多いです。
土か泥で人形を作っていますが





ドーナツの人形に見えます。





正確な精神科用語ではありませんが、「反復言語」
例えば「『おかあさん』の連打」とかですね。
これが増えて行きます。
病気でなくても、怒りなどで、まとまった思考が出来なかったりすると
こうした文章を書く人がいます。
たいてい、若い人が多いのですが、中高年より語彙が少ないせいでしょう。

現実感のない文章が、重いブルーな何かと共に増えて行きます。

一見、支離滅裂ですが「言葉のサラダ」という状態や、自分で作った不可思議な言葉(統合失調症に多い症状)はなく、既存の物がほとんどです。

短い意味不明な文もありますが、タイプミスか、途中で書くのを止めたっぽいです。

書いている人の生活が全然、描写されていません。
精神的な病気の場合、食事が摂れない、眠れないなどの表記が出てくるのと、そればっかりになる場合が多いのですが、不思議と少ないです。

画像ですが
「そう思って見ると怖いかも」
な感じです。

そのものな画像、小動物の死体などを載せるなどがありません。

手、腕、目、といった部分への言及が目につきます。

終盤のバランスを崩した状態になると
全身の「乖離」「させられ体験」などが出て来てもおかしくないのですが、パーツに対するこだわりがあります。

鉄板ですが、血液の言及が多いです。
リストカットをしているとすれば
その画像を載せる人が多いのですが
それはありません。

対人関係について、発行した友人とは具体的にどういう関係か分かりません。

また、受診や内服の事など
くどくど書く場合が多いのですが
それもありません。

「精神奔走」
と呼ぶ(いきなり窓から飛ぶなど)、突発的な奇行が、見受けられません。


タリウム少女」の日記のように
実験や毒殺の経過観察のように
ごくごく客観的な方がヒタヒタ来ます。


「結論」

若い鬱病の女性の日記か





「健常者が、それらしく書いた物」


ではないでしょうか。


「絶対に買ってはいけない」理由。

元々のタイトルが長過ぎて、タブレットやパソコンに問題を起こす原因になったそうです。

Kindleを通じて、出会い系業者から架空請求が来る」
「ウイルス感染する」
「クラッシュする」
というのもホラーです。

書いた人は自死したらしいと、ほのめかしてあります。

ならば、こうした物を何のアフターケアもなしに
しかも面白半分に発表するところに悪意を感じます。

友人が自死してしまった事への改悛も感じません。

普通であれば、何も出来なかった後悔みたいな物が多少なりともあると思います。

それを面白おかしく、見世物にしているのが、何かめっさ、ムカつきます。

「実は自分が書きました。洒落です」

なら、ヲイ、裏の神社に来い、ドーナツまみれにしてやる。


「映画や小説のようなエンターティメントではない、現実の世界で『死』という物をオモチャにする行為」

に激しく憤り、結局、何のために読んだのか忘れてしまいました。


もし、本当の日記であれば
魂の安らかなる事を。


いつも読んで下さって
ありがとうございます。


これも「ミーム」の1つかも知れませんが、スゲエ不快。