夜になっても読み続けよう。

地位も名誉やお金より、自分の純度を上げたい。

みいちゃんと山田さん 第二話 

「みいちゃんと山田さん/【第2話】べんきょうの時間」マガポケ https://s.magazinepocket.com/ldg?t=2620&d=1&e=402266

 

 

キャバクラ「エフェ」(本当は何か英語のオサレな店名ですが、ここではこれに統一します)で正式に雇われた、みいちゃん。

驚くべき事に、小学校低学年レベルの漢字も読めない事が分かります。

同僚のココロ(源氏名)は、就活中の大学生アルバイトキャバ嬢ですが、見かねて彼女に漢字を教えることにします。

しかし、コツコツ反復する作業的な事が絶望的に出来ないみいちゃん。 

パニック起こしてさあ大変。

書いて書いて覚える、という作業にブチ切れ。

出来ないモノはしゃーないし、漢字読めなくてもキャバ嬢は困らないと寄り添う山田さん。

雑誌の占いのコーナーを、読めないから、みいちゃんの代わりに読んでくれと頼まれて読んであげます。

これは……そういう「その子にペースを合わせる」のは、意外と難しいのです。

ココロは教える事が苦痛になるのですが、それも分かります。

善意でやってるし、本人のためだと思ってるのに、苦行を強いられてるかのように泣かれて嫌がられます。

そんだけの、ほのぼの回でした。

 

しかし、この「低きに流れやすい」という、みいちゃんの特性が次回から物語を大きく変換させます。