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2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「鬼滅の刃」の社会学~その22 最終回の考察・参考文献~

ネタバレ注意 「鬼滅の刃」の最終回は、まさかの現代が舞台でした。 この最終回については賛否両論でしたが「鬼が滅んだ後の主人公達の、その後」を夢想させるには大切な回だったと思います。鬼以外のキャラの子孫、あるいは転生した姿、子孫であり生まれ変…

「鬼滅の刃」の社会学~その21 物語での小道具~

ヒットする漫画やアニメ、映画などの世界では、小道具が効果的に使われています。 この小道具が上手く使われていない物語は、駄作と言っても過言ありません。それは何かの象徴であったり、物語のスパイスになったり、転換を指す事もあります。 「マクガーフ…

「鬼滅の刃」の社会学~その20 鬼舞辻無惨~

威厳あるヘタレ無惨様と言えば、有名な 「パワハラ会議」 です。下弦の鬼・累が殺され、他の下弦の鬼を集めて難癖つけて、一人を除いて粛清してしまいます。これは悪手です。言わば前線を張る部隊のような下弦を無くして、鬼の組織を弱くしてしまっています…

「鬼滅の刃」の社会学~その19 獪岳~

キング・オブ・クズは淋しい原作を読むだけだと、このキャラは、まさにクズ。しかし、書かれていない部分に悲しい話がたくさん漏れて伝わって来るのが分かります。獪岳は子供の頃、若かりし悲鳴嶼さんの私設孤児院に居て、皆と笑顔でご飯を食べています。 悲…

「鬼滅の刃」の社会学~その18 童磨~

愛あるサイコパス。童磨は無惨の配下の鬼の中でも、ひときわ個性的です。 強いし、血鬼術も派手で破壊的、ルックスも良く、「万世極楽教」の教祖。 加えて、「女しか食べない」とゆー気持ち悪さ。白橡色の髪と瞳で生まれますが、大正時代にこうした髪色はか…