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夜になっても読み続けよう。

地位も名誉やお金より、自分の純度を上げたい。

ネットでの漫画やアニメの著作権について、出版社に聞いてみた。

村田マリさんの名字が
「水田」さんでなくて良かったと思う千葉県某所から、おこんにちは。

はてな村界隈でも
著作権について疑問を持っている方が多いので



出版社に電話して



聞いてみました。

数社なんですが
特別、違う解釈があった訳ではないので
まとめてお送りします。

https://www.telecom-isac.jp/an119/06/060100.html
こちらは予備知識としてお読み下さい。


水「もしもし。
『ブログやサイトで漫画や小説などの紹介もしくは、感想などを書くのは
どこまでOKなのか』
を教えて下さい」

出版社「ネットに詳しい者に変わります」

♪~♪~~♪(クラシックの待ちうた

担当者「お電話替わりました。○○と申します」

水「お忙しい所を(挨拶なので省きます)。
それで『ブログやサイトで(略)』をお聞きしたいのですが」

担「お客様方のお気持ちはありがたいのですが、弊社としましては
『やめてくれ』
と言う所です」

水「表紙や背表紙も『ダメ・絶体』ですか?」

担「はい。背表紙もデザイナーが関わっていますので」

水「『amazonアソシエイト』などで本を紹介する場合、リンクやバナーで

表紙どころか
まとめ買いでは背表紙も

紹介されてしまいますが
それは良いのでしょうか」

担「う゛っ」

水「いや、あの、意地悪やクレームではないんです。
ガイドラインや線引きについて知りたいだけでして」

担「ああ、分かりました。分かる事はお答えします」

水「私もブロガーですが
amazonアソシエイトの場合は
amazonと出版社の契約なので
そこから逸脱しないようにしています。
漫画の場合、いわゆる『ネタバレ』はどこからがいけないですか」

担「画像はもちろん、キャラクターの台詞を丸ごと写す、詳細にストーリーを細かく書く、これらはダメですね」

水「昔、一時、流行った『サザエさん家の謎』などの本ですが
アレもダメですか」

担「今はダメです」

水「漫画家の小林よしのり氏が
自身の漫画の一部を反論本で使われて
著作権侵害だと相手を訴えました。
『引用』という形でOKと
裁判に負けましたが
これは紙の書籍の話です。
ネットでは『引用だから良いんだ』と居直ってるブロガーがいますが」

担「あの方の場合は、漫画と言うより思想書なのも大きかったからだと思われます。
普通のストーリー漫画の場合はやはりダメかと」

水「二次創作は」

担「出版社としては望ましくないのですが
作家さんが『販売促進文化』として見ないふりをしているのが現状です」

水「て事は、作家さんがダメ出ししたらout!
て事ですか」

担「元々、セーフ!ではありません」

水「電子書籍のサイトで
『無料お試し!』『無料立ち読み』
など冒頭の数ページが見れますが
それらをブログやサイトで、もNGですか」

担「はい。あくまで、電子書籍のサイトとの契約であって
無料立ち読みの部分だから拡散しても良い
とゆー訳ではありません(同じ作品でもサイトによって無料立ち読みページが違う)」

水「Twitterのアイコンに作品が使われているのは」

担「止めて欲しいです」

水「この質問が胆なんですが

『有名漫画やアニメキャラを
それ風に自分で書いてアップする』

という人も増えてます。
これはどうでしょうか」

担「二次創作に近い行為だと思われますが、正直、把握しきれていません。
コスプレも本来なら著作権が派生するのですが
本来は二次元の物ですから
人がそのように『仮装する』事まで規制が及ぶと」

水「アキハーバラやハロウィンで暴動が起こりますね」

担「『漫画やアニメの楽しみ方』
としては新しい部類に入る文化なので
慎重に検討しています」

水「ああ、AV女優さんや風俗店なんかでコスプレはマズイですよね。
取り締まりは難しいと思いますが」

担「風俗店の場合、経営期間が短いのと数が多いのもあり、これも対応が追い付いていません」

水「出版社と作家さんとで
解釈の違いが生じていますが
作家さんがOKでも
出版社がダメなら転載、拡散はダメですか」

担「実際に、そうした事象が過去に何件かありました。
基本的に著作物は作家に帰属するのですが業界の複雑な絡みが、うっうっうっ(泣)」

水「『電子書籍販売もしくはレンタルサイト』のアフィリエイトをしているブロガーが
一部画像も含めてネタバレ内容で
『続きはこちらから登録!』
というブログも多いですが」

担「間に電子書籍サイトが入っていますので
出版社や作家から著作権侵害を申し出るのは……これからは有り得るかもしれません。
前述の
『画像やストーリーの詳細』
を書いている訳ですから」

水「文芸の場合、もう名前を出しますが
村上龍氏はエッセイや小説の『感想もNG』ですよね」

担「文芸はまた別、という訳ではないのですが、漫画やアニメに比べて拡散されにくいのもあります」

水「御社は映像も手掛けてらっしゃいますが、映画のネタバレは。
漫画よりすごい事になってますが。
レビューサイトがたくさんあって
ネタバレ書き込みが多いのですが」

担「多分、同じです」

水「新古書店の問題が起きた時に
『買え、売るな、貸すな、大事にしろ』
というクリエーターが多いと感じました。
こうしたクリエーター至上主義にも問題があると思うのですが」

担「真摯に受け止めてまいります」

水「出版社だけでなく
作家へ一円も入らない行為は慎もうと思います。
長々と丁寧にお答え頂き、ありがとうございました」

担「こちらこそ、ありがとうございました」


そう言えば

「特定のブログで取り上げられて、爆発的に売れた作品」

て、ないですね。

この世界の片隅に
Twitterや口コミでヒットした良い例だと思います。

各出版社の担当の方
ありがとうございました。


いつも読んで下さって
ありがとうございます。

結局、分からない事が増えた気もします。