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夜になっても読み続けよう。

地位も名誉やお金より、自分の純度を上げたい。

事件史・予告

事件

皆様、お久しぶりです。


訳あって休んでました。


相方「なんだ、これわ。同じよーな本が増えてる」


水「この本なんか、定価7,000円なのにデッドストックだったみたいで
200円で、しかも新品と同じ梱包で来たよ」

相方「あ、俺の好きな軍事関連の本が……………………って、何故ぇえええええっ⁉
さりげなく混じってる横溝正史はどーゆー事!?」

水「必要な資料を掘り下げて、掘って掘って掘りまくって集めたら、こうなったです。
横溝先生って、タイトルに『悪魔』が付いてる作品が多いよね」

相方「あー。悪魔が頑張ってる。えーと。『悪魔が来たりて毬をつく』」

水「絵的に和んでしまう」

相方「『悪魔が来たりて笛をふく』(吹く真似)」

水「その手つきじゃ

リコーダー

だよっ!

何で悪魔が来たりて縦笛を吹くの‼

エーデルワイス』や『ドレミの歌』をふくの!?
フルートなのっ‼
しかもトリックに使われてるの‼

は、ともかく
この『悪魔が来たりて』は横溝作品にしてはちょっと異色な訳です」

相方「と言うと?」

水「実在の事件をモチーフに使ってる」


相方「ん?そうだっけ。読んだけど」

水「残念ながら、あまり作品に活かされてない感じがする。
ただ、横溝先生をもってして
この事件はモチーフに使いたいくらいのインパクトがあったんだと思う」

相方「どんなんだっけ」

水「戦後間もない頃、銀座の宝石店に
上品な初老の紳士が来る。

『衛生課の者です。近所で疫病が発生し、その家族がこちらへも出入りしていた事が分かりました。
皆さんには予防薬を飲んで頂きたいのです。
GHQの新しい薬です。
まずはこの1の薬を飲んで下さい。
飲み方は私がお見せします。
次はこの2の薬をーー』」

相方「……………………それは…………何か似てるぞ。
あの事件。




帝銀事件に」

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水「『肉体的精神的社会学的な見地から分析する事件史』
を書こうとして
いろんな事件を調べましたが
私が決めているのは
『現在も捜査が進行中』
『凶悪過ぎて、私が壊れる』
という事件は書けません。

それで『戦後の巨大ミステリー』で『迷宮入り』あるいは『時効成立』した物ですが」

相方「『三億円事件』とかは……妖怪ハンターとしての
あなたの前髪のアンテナが
立たない」

水「それは妖怪ハンターと違う。鬼太郎だ」

相方「よく分からない毒。
大量殺人。
よく分からない動機。

これか」

水「現在も熱心な人がいろいろ調べて、本を書いたりブログを書いたりされてる。
しかも、ひじょうに優れた内容の。

それで、そうした本やブログを読むと
必ず出てくるのが」

相方「陸軍中野学校か」


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水「スパイやゲリラ戦を教える分校の他、いわゆるBC兵器を作ろうとして
上手くいかなかった学校」

相方「でっかい気球みたいな、和紙をコンニャク糊で張り合わせた風船をたくさん作って
米国本土に飛ばしたり」

水「中身はペストに感染してると思われる蚤がたくさん。
あるいは蚊。

ただし、蚤は宿主が絶えず必要なので、寄生する宿主から離れると即死する。
風船の中に入れた時点で多分、死んでる。
それとペストは雨や湿気に弱い。
蚊は気候的に米国に行く前に死ぬ。
爆弾だった物もあるけれど、期待したほどの効果はなかった」

相方「それと、731部隊…………」

水「相方さんは軍事物をたくさん読んでるから何かヒントない?
731部隊って、ジェノサイドしたの?」

相方「……うーん。
確かに大量殺戮かどうかは…………ホロコーストと性質が似てるけれど……生きた人間であれこれ実験はしたが、これと言える証拠が少なくて、実際の被害者数も分からなくて」

水「731部隊だけなら
関係者は戦犯を免れてる。
そこに


看護婦はいたと思う?」

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相方「え?何、いきなり。
いや、いなかったと思う。
軍の施設で男ばっかりだろうし
そういう所に女がいるとモメるから」

水「『731部隊にいました』という人の手記を読むと
えーと。
例えば生体実験や解剖にしても
助手や後片づけしてくれる人が必要なのね。

ペストや梅毒に感染させられてる捕虜に
あれこれするけど予防的に当時は手技が
すんごく大変だった様子が分かるの。
これ、医学の知識がない、民間から徴兵された人には難しいと思う」

相方「ううーん」

水「私の親戚に従軍看護婦がいたって話したよね」

相方「うん」

水「前半後半という感じで、配属された場所が変わったらしい。
しかも

何回聞いても
どんな風に聞いても



絶対に、どこに居たのか教えてくれなかった。



終戦後は、すっぱり看護婦を辞めてる」

相方「……あなたの推測はあり得ないと思う」

水「『731部隊の関係者が、大きな勢力に頼まれて、新しい薬の効果を試すために起こした事件』
というような
陰謀論』は
さすがに信じられない。
ただ、調べると
つじつまの合わない事がこれでもかと出て来すぎる」

相方「……大変な作業になるよ?
膨大に本が出てるし、一般ブロガーの手に負えるか。
それよりも、あなたの身の上が心配だ、あうあうあああ(泣)」

水「とりあえず、歯科医に取材に行って来ます」

相方「……………………歯医者ぁっ⁉
何故にっ⁉
夜中に『メン・イン・ブラック』みたいな人が来たら、俺はどうすればいいのー‼」

水「切り札が1つだけある。


私はその従軍看護婦だった人に

瓜二つなんだ。

じゃあ、よろしく!!」




と言う訳で
しばらく失踪します。




詳しい方、書き込みやヒントがあれば
お願いします。

いつも読んで下さって
ありがとうございます。