ハッピーシュガーライフ7巻&最新話(ちょっとネタバレあり)。
皆様、おこんばんは。
七月からアニメ化決定の「ハッピーシュガーライフ」ですが、放送開始に合わせて、ストーリーも大きく動く予感。
で、7巻ですが。
ハッピーシュガーライフ 7巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
- 作者: 鍵空とみやき
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2018/03/22
- メディア: Kindle版
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えーと、ジャンプする前に大きくしゃがみますよね。
つまり、力をためているとゆーよーな感じ。
しおがどうやって、さとうと出会い、しかも何故記憶が無くなっていたのかが分かります。
しおの母親は
「いつか王子様が現れて幸せにしてくれるかも」
と夢見るフツーの女の子でした。
それが、ああまで不幸のコンボ入ったには理由があります。
「何もしなかったから」。
よく、怠け者やギャンブル癖、浮気癖の人間を厄介払いしたくてか
「結婚すれば変わる」
「子供が出来れば変わる」
と言う親戚達がいますが、たいていは変わりません。
そういう男を若くして押し付けられて、しおの母親はどんどん困窮していく中で、それでも助けてくれる誰かを待ってます。
そうこうして、ついに臨界点突破。
そして、しおはさとうと出会います。
人は心に何かを容れる器を持っています。
それはお気にいりの綺麗な物だったり、醜い中にも美学がある物だったりします。
ヒトはそうして、自分の中に自分だけの宇宙を作って、それをよすがに生きています。
父親のせいで、外側からも内側からも、そうした器をブッ壊された母親と違い、中身は空っぽだけど、美しく丁寧に扱われている器を、さとうは持っている事を見抜くしお。
そして、しおは一時期、忘れていた母親の事を、今ではしっかり思い出しています。
ただ、兄らしき、あさひの事は空白なようです。
一方、あさひは変態イケメン・三星君と接触。
しょーこと連絡も取れなくなってて、何となく事情を察しているようです。
ただし、父親のDV気質を、無意識にか受け継いでしまっているのが分かります。
大人への極端な不信感。「家族」という形に粘着と呼んでも差し支えない執着心。
しょーこちゃん以外は、もうアレな人しかいません(泣)。
さとうは自分のメンヘラ「おばさん」に会いに行きます。
大雑把に説明し、協力を頼みます。
ここで、おばさんの愛の定義と、さとうの定義が、どう違うかという事より
「自立出来ていない子供の自分(さとう)は、適当な所で折り合いをつけて、つまりは妥協をして、愛をベターな状況に持っていけばいい。マストを望むのは無理。
そのうち嫌でも『汚い大人』になっちゃうから、それまでは楽しんでおけば?」
というような事を言います。
「子供の潔癖さ」ゆえか、それではダメだ。100%の完成をさせる。自分がそうするために手伝う義務が、おばさんにはある、と詰め寄ります。
「点と線」は繋がっていませんが「線と線」は繋がっています。
ただ、三星君の本来の目当てはしおであり、そのしおと一緒に居るのはさとうです。
そこへメンヘラおばさんの協力を得たとしたら、今後は
並の惨劇が起きそうです。
そして、何よりも、現在のしおは、さとうと居る事を願っています。
面白いのは、嫌だ嫌だと思いながら、どんどDV男の餌食になっていく、しおの母親と、同じようにDVを受けながらも、不特定多数のそれを受け入れて、それが自分の愛だと幸せそうな「おばさん」との対比ですね、こうも人は違うものなのかと思います。
待っている事を止めた途端、貴乃花親方のようになってしまう、あさひも怖いですが、しおと母親が暮らしていた部屋の畳の変化…………うぁ あああああっ‼
こ、これはヤバイよ。
そして、あさひがどうやって生活してるのか、よく分からないのも怖いです。スマホは持ってるけど、ご飯食べてなくて倒れてて、しょーこちゃんにパンを貰ってたりしてたし。
今後の展開が楽しみであり、怖いのであります。
いつも読んで下さって
ありがとうございます。
水
今の男 すぐに愛を口にするけど 限界なんだわ
イライラするわ~っ♪